テキストサイズ

(旧)短編☆中編小説集

第7章 新しき絆

・藤ヶ谷side

北「あっうっ、はあっあ、ダメだそこ」



北山、分かるか。

これが俺の気持ちそのものだって事が。



北「あぁ、あっいい」



膝の上に乗せ抱え込むように身体を揺らすと。

その唇から歓喜の声が溢れ出る。



北「なっなっ、もっ勘弁」



まだまだ、こんなものじゃない。



北「壊れちまう、あっあっあぁーっ」



イケよイッちまえ何度でも



北「ふっ、藤ヶ谷、藤ヶ谷ってばぁーっ」



今度はバックから攻め。



北「んやだっ、やっ、あぁ響くうぅー」



ほら、ほらほら。



北「なぁ…なぁ‥クッ」



んっ?



北「顔…が見えねぇから嫌だぁーっ」



はあっ?



藤「ぷっ、あははっ」



―が、思わず大笑いしたらキョトンとした顔をし俺を見つめ。

可愛いなお前、クスッ!

有無を言わさずヴァージン奪われ掘られてるっていうのに。



北「???」



それが俺への気持ちか。

なら、これからは遠慮なく何度でも食べさせて貰う事にする。

グイッ!



北「うわっ!?」



ドタン―



藤「ラストスパート、行くぞ」



が、まずは取り合えず種付けしてから。

ズゴッ、ズゴッ!



北「うっあっ、ああ、ひっあいっ、あぁー」



くっ、出る…



北「ああっ、ドックン」



その瞬間、北山は眩しいくらいの笑みで俺を見つめ。

両腕を首へ回し、ギュッと抱きついて来てよ。



北「この…バカ、クッ」



バカで結構、それでも俺は

2回戦と行きたいところだが明日もある事だし。

俺達は、そのまま寄り添いながら眠りにつく。

翌朝―

腕の中で寝息を立てている北山を見て自然と顔がほころんだ。

こんな朝を迎えたいと。

願い始めたのは、いつの頃からだろうか。

その時から俺は…



北「うぅーん藤ヶ谷」

藤「なに?」

北「…好き‥ムニムニ」

藤「クスッ」



人前でこいつに優しくできなくなったんだ。

俺も好きだぜ北山、フッ

伝えたくても伝えられなかった想いが今、花開き。

俺と北山の新しい絆が生まれたこの日―

“きゃあぁーっ”



藤「よっしゃ行くぞ」

北「みんなついて来いよ」



周囲は、輝くばかりの笑顔に満ちていた。

まるで祝福するかのように





end

ストーリーメニュー

TOPTOPへ