(旧)短編☆中編小説集
第8章 愛しのシンメトリー
・北山side
俺にとって藤ヶ谷は、初め笑顔の可愛い弟みたいなもんだった。
藤「なっ、俺と付き合わない?ニコッ」
とつぜん言われ思わず頷いてしまったけど。
藤「やったぁ」
正直その意味を深くは考えてなくてさ。
が、徐々に…
藤「どうして」
北「だって俺達、まだ」
藤「高校生の男女交際だってエッチくらいしてる」
北「もちっと、もーちっと待ってなっ藤ヶ谷」
俺が20、藤ヶ谷18歳のとき。
身体の関係を拒み続ける俺に痺れを切らし。
あいつは…
でも自分が女みたいに抱かれるだなんて、どうしても想像できなくてよ。
気持ちがついていけなかったんだわ。
ニ「ガヤ、彼女ができたんだって」
藤「えっ」
千「いいな、俺もラブラブしたい」
けっきょく藤ヶ谷は、その女と付き合い始めてしまい
俺はというと…
横「あんまり派手に遊ぶなおまえ目立つからさ」
荒れてたよなぁ、凄く。
でも今はお互いフリーに、いや藤ヶ谷はもしかすると
ニ「バーベキュー」
河「そっ、みんなでするの楽しくね」
千「いいねぇ」
戸「五関の知り合いがキャンプ場をやっててさ」
塚「アウトドア最高」
橋「自然の中で、ラブラブしちゃう」
五「誰と?」
久し振りに集まった、エビキスメンバーその中で。
藤「わたが行くって言うなら俺も行く」
横「太輔が行くって言うのなら俺も行くよ」
河「はいはい、お二人さん相変わらず仲いいねぇ」
戸「北山は?」
北「あ、うん チラッ」
横尾さんなら俺も安心して任せられるし。
千「ねぇ、泊まる所はどうなってるの」
五「テントになっていて」
塚「2人ずつ、こりゃカップル誕生かな」
ニ「もうデキてるけど」
塚「誰と誰?」
ニ「宮田とタマだろ」
千「俺とニカ ニコッ」
ニ「それから」
横尾さんと藤ヶ谷、フッ
塚「なぁーんだ、じゃわざわざコンビを決める必要ないじゃんつまらないの」
河「まっ、いいんじゃね」
戸「みんなで仲良くやればさ ニコッ」
橋「うん」
日にちは今度の月曜と決まり。
この日、俺たちは解散する
が、俺と藤ヶ谷が過去つき合っていたことは。
誰1人として知らず。
そう思っていたんだ、ことが起きてしまうまでは。
・
俺にとって藤ヶ谷は、初め笑顔の可愛い弟みたいなもんだった。
藤「なっ、俺と付き合わない?ニコッ」
とつぜん言われ思わず頷いてしまったけど。
藤「やったぁ」
正直その意味を深くは考えてなくてさ。
が、徐々に…
藤「どうして」
北「だって俺達、まだ」
藤「高校生の男女交際だってエッチくらいしてる」
北「もちっと、もーちっと待ってなっ藤ヶ谷」
俺が20、藤ヶ谷18歳のとき。
身体の関係を拒み続ける俺に痺れを切らし。
あいつは…
でも自分が女みたいに抱かれるだなんて、どうしても想像できなくてよ。
気持ちがついていけなかったんだわ。
ニ「ガヤ、彼女ができたんだって」
藤「えっ」
千「いいな、俺もラブラブしたい」
けっきょく藤ヶ谷は、その女と付き合い始めてしまい
俺はというと…
横「あんまり派手に遊ぶなおまえ目立つからさ」
荒れてたよなぁ、凄く。
でも今はお互いフリーに、いや藤ヶ谷はもしかすると
ニ「バーベキュー」
河「そっ、みんなでするの楽しくね」
千「いいねぇ」
戸「五関の知り合いがキャンプ場をやっててさ」
塚「アウトドア最高」
橋「自然の中で、ラブラブしちゃう」
五「誰と?」
久し振りに集まった、エビキスメンバーその中で。
藤「わたが行くって言うなら俺も行く」
横「太輔が行くって言うのなら俺も行くよ」
河「はいはい、お二人さん相変わらず仲いいねぇ」
戸「北山は?」
北「あ、うん チラッ」
横尾さんなら俺も安心して任せられるし。
千「ねぇ、泊まる所はどうなってるの」
五「テントになっていて」
塚「2人ずつ、こりゃカップル誕生かな」
ニ「もうデキてるけど」
塚「誰と誰?」
ニ「宮田とタマだろ」
千「俺とニカ ニコッ」
ニ「それから」
横尾さんと藤ヶ谷、フッ
塚「なぁーんだ、じゃわざわざコンビを決める必要ないじゃんつまらないの」
河「まっ、いいんじゃね」
戸「みんなで仲良くやればさ ニコッ」
橋「うん」
日にちは今度の月曜と決まり。
この日、俺たちは解散する
が、俺と藤ヶ谷が過去つき合っていたことは。
誰1人として知らず。
そう思っていたんだ、ことが起きてしまうまでは。
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