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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第11章 本條斗真の事情②

藤咲遥香は箸を置くと理佳に向かって
ニコッと微笑んだ。

「助言ありがとうございます。私もいずれは
社長と試してみたいと思っています」

理佳と真知子は藤咲遥香の想定外の受け答えに
鳩が豆鉄砲を喰らったような表情をして
その様子に俺は笑いを必死に堪えた。

「でも社長が私を女として扱ってくれないん
です。どうしたら椎名さんのように社長と
セックス出来ますか?」

この発言は更に俺の笑いを誘い
理佳と真知子までも吹き出す始末だった。

「藤咲さん。もういいだろ」
「はーい」

藤咲遥香は箸を手に取ると
再び食べ始めた。

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