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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第20章 水谷文乃の事情①

「私って魅力ないのかな……自信なくしちゃう」

本條にあれだけボディータッチを
したというのに相手にされなかった。

「そんなことない。文乃は可愛いよ」

ベッドの傍らに座る私を
拓哉が後ろから抱き締める。

梶ケ谷と結婚しても拓哉との関係は続く。

拓哉との付き合いもかれこれ10年になる。

大卒で水谷建託に入社すると
社長の娘である私とすぐに意気投合した。

初めてのカレシで
初めてのセックスの相手である。

その頃から結婚には興味はなく
拓哉はそんな私を受け入れてくれた。

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