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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第27章 梶ケ谷秀吉の事情④

「な-んだ。キミだったのか。本條グループを
僕に取り上げられて復讐にでも来たか?」

水谷が連れてきていたのは
本條斗真の秘書だった尾崎。

「めっそうもございません。水谷さんの
御口添えでこちらで御世話になることに
なりました」
「ふぅん。勝手にすれば」

早速僕に取り入ろうとする魂胆か。

しかし尾崎は優秀だと聞いている。

「そして本條の事業をこちらで引き継いで
頂けると有り難いのですが」
「あっそう。それも水谷と勝手にやってよ」

そんなくだらないことを伝えたいが為に
僕と遥香のセックスを邪魔したのか。

「尾崎さんと私の役職はどうしましょうか」
「なんでもいいよ。用件済んだなら出ていけよ」

遥香が僕を待っている。

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