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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第27章 梶ケ谷秀吉の事情④

秘密の部屋に戻ると
遥香が電話の受話器を持っていた。

「本條グループを取り上げたって……
どういうこと?」
「何を言っているんだ?」

あ……受話器が置かれていなかったと
いうことか。

つまりそれは遥香が盗み聞きを
していたということ。

「遥香は何も心配しなくていいよ」
「心配とか……そういうことじゃなくて……」

裸の遥香を後ろから抱き締める。

「遥香は僕を愛してくれさえすればいいんだ」
「だって斗真社長は巻き込まないって
約束を……ぁあんッ……」

クリに触れた。

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