テキストサイズ

枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第28章 水谷文乃の事情③

そんな私を尻目に尾崎は仕事を進めている。

「……聞いてます?水谷専務」
「は……はい!なんでしょうか?」

私はといえば完全に上の空状態。

「HKにログインしたいのでパスワードを
教えて頂いてよろしいですか」
「あ……はい!」

デスクに向かう尾崎の背後に立つと
パスワードを口にする。

そのパスワードを打ち込む尾崎の指に
ふと目をやる。

あの指で……私の身体を……

そして尾崎は何の気もなく唇を舐めた。

あの舌で……私の身体を……

どうしようもなく身体が疼く。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ