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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第31章 恋人設定から恋人へ昇進

陽が落ちる頃
私と斗真は外で食事を済ませ
コテージに戻った。

食事中に打ち明けられた。

斗真は慣れ親しんだ東京を離れ石垣島に移住し
このコテージを経営するということだった。

一緒にこの石垣島で暮らさないかと
誘われたが無理強いはされなかった。

一端東京に戻り時間を掛けて
答えを見出だせばいいとまで言ってくれた。

迷いは無かった。

斗真と一緒に居られるのなら。

「遥香。ビールでも飲もうか」

お風呂上がりの斗真が缶ビールを持ち
テラスで夕涼みをしている私の元へ来る。

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