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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第31章 恋人設定から恋人へ昇進

「オリオンビールって現地で飲むと旨いけど
東京で飲むとイマイチなんだよな」
「それ分かる!東京で飲むと、あれ?こんな
だったけって思っちゃう!」
「それそれ!」

こんな他愛のない会話でも楽しく
ビールも進んでしまう。

斗真は一緒に居るだけで
私をワクワクさせてくれる。

酔いも手伝い
先日胡桃に会ったことを斗真に話した。

「元気だったか?」

全く動揺する姿を見せない斗真に
胡桃は過去の存在だと安心させられた。

「ぅん!なんかパワーを感じちゃった。それに
めっちゃ可愛いし。ねぇねぇ、私と胡桃さん
どっちが可愛い?」

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