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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第31章 恋人設定から恋人へ昇進

「どっちも可愛いよ」

こんな馬鹿げた質問でも
斗真はさらりと受け答える。

「じゃあさ、どっちが好き?」
「そりゃ遥香に決まってるだろ」

普通なら怒るか呆れられる。

分かっていながら私の子供じみた質問は
止まらなかった。

「私のこと一番好き?」
「一番じゃないな」

調子に乗って聞かなきゃ良かったと
すぐに後悔。

「だったら誰が一番なの?教えてよ!」

チェアーに座る斗真に股がり
怒り任せに身体を思い切り揺らした。

「私が一番じゃないなら誰よ!!!
あぁッ!!!胡桃さんでしょ!!!」

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