テキストサイズ

枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第32章 梶ケ谷秀吉の事情⑥

幼少の頃に読み聞かせられた
おとぎ話に出てくるような部屋を案内された。

僕の秘密の部屋のような陰湿さは無く
開放的なこの部屋を僕は一目で気に入った。

そして何よりこの部屋で
僕を待ちわびていたとされる数々の女。

モデルのような女
ロリータ系の女
ミステリアスな女
艶やかな女

綺麗所が揃っていて目移りする。

「私ひとりで秀吉を独占するのは申し訳なくて」

さすが理佳。

僕のことを理解している。

「妾の中でも理佳が一番だからな」

理佳の耳元で囁くと嬉しそうに頷いた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ