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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第32章 梶ケ谷秀吉の事情⑥

理佳にこの部屋での定住を勧められた。

会社は僕が居なくても充分に回る。

水谷と尾崎に任せればいい。

ここに遥香を呼び寄せればいいだけの話。

「月に1000万円の支払いになるけど
秀吉なら大丈夫よね?」
「僕を誰だと思ってるんだ?
HKホールディングスの社長様だよ。
その倍を払ったっていいくらいだ」

僕は殿様でもあり王様でもある。

金なんていくらでも積んでやる。

この天国のような暮らしを
手に入れられるのであれば。

ここに居る女は全員僕の妾となる。

正室である遥香に紹介しなくてはならない。

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