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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第32章 梶ケ谷秀吉の事情⑥

「僕に甘えてよ。猫みたいに」
「はぁいッ。梨沙は秀吉さんの猫ちゃんに
なるぅッ」

梨沙は両手を頭に乗せ自分を猫に見立てると
ベッドの上でピョンピョンと跳ねた。

「それだとウサギみたいだな」
「あッ……そっか。えへッ」

本当に二次元から飛び出してきたかのように
愛らしく可愛らしい。

「梨沙。こっちへおいで」

僕が両手を大きく広げると
梨沙は「はぁいッ」と童顔のわりに
大きな胸を揺らしながら
僕の胸へと飛び込んできた。

「僕とキスしたい?」
「するぅッ」

僕を見上げる梨沙の表情に
愛されていると感じずにはいられなかった。

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