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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第33章 水谷文乃の事情④

なんとなく落ち着かず
妙にソワソワしてしまい
用事もないのにリビングとダイニングを
行き来してしまう。

「文乃」
「ん?」

ダイニングに行こうとすると
呼び止められた。

「セックスしようか」
「えぇ?」

あまりにもストレートすぎる。

「そんな顔してるし」

図星だけど……

恥ずかしさのあまり身体中に熱を帯びる。

「なんてな。俺がしたいだけ」

それはもっと恥ずかしい。

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