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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第5章 友人の恋人に枕営業

吉岡は息を切らしながら車に戻ってきた。

「おかえりなさい。朋美は大丈夫そう?」
「爆睡してるよ。じゃ、行こうか」

私と吉岡二人を乗せた車は再び走り出した。

「どこ行くぅ?」

吉岡の手を握り指を絡める。

ホテルでじっくりと勧誘したいところだ。

「実は俺さ……朋美に見張られてるんだ」
「どういうこと?」
「恋人アプリってあるだろ?あれでさ」

朋美……束縛女だったか。

「でも朋美寝ちゃってるんでしょ?」
「そうなんだけど……万が一ってこともあるし」

誘っといて何それ。

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