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愛したカノジョは指名手配

第35章 桜庭淳平⑨前編

「淳平くん……明日は定休日でしょ?」
「うん……そうだけど……」
「今夜……泊まっていかない?」
「あぁ……うん……」

緊張の矛先が変わった。

今日子を抱いたのは一度きり。

それも『オバサン臭い』今日子に半ば襲われた
状態だった。

「ちょっとはほぐれた?」
「な……なにが?」

俺のスケベ心掛け見透かされたか。

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