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愛したカノジョは指名手配

第42章 桜庭彩佳⑥

ベッドルームに戻ると翔の携帯電話が鳴っていた。

【桜庭淳平】

淳平からの着信。

無言で電話に出る。

『彩が突然来たけどどういうことですか?』

懐かしい淳平の声。

当然ながら返事は出来ない。

『聞いてますか?彩には自首するように説得
したので後は二人で話し合ってくださいね。
頼みましたよ』

電話は切れた。

鈴木彩がここに帰ってくる。

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