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愛したカノジョは指名手配

第8章 桜庭淳平①

「……短くしてください」
「え……ホントに?」

驚いた。

痛んでいる様子が全くと言っていいほど
見当たらないこの黒髪を短くしてもいいとは。

「構いません」

イメチェン……それとも失恋……

それにしたってこんなチャンスは二度と
巡っては来ないだろう。

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