ホントに天使!?【完結】
第8章 クウヤとマヤ
2人はいろんな話をした
クウヤは、ユーキ達と友達になった経緯だとか
今、小説を書くために勉強している事
マヤは、天界と人間界の価値観の違いや失敗談など
夜、遅くなるまでいろんな話で盛り上がっていた
「マヤちゃんはさ、
本当に・・・いいの?」
「何がですか?」
「いや・・・あの、いくら帰るためとは言え、その・・好きでもない奴と、そう言う事するの嫌じゃないの?」
「・・セックスですか?
でも私、ユーキもカケルさんの事も好きですよ」
クウヤの言う意味を知ってか知らずか、マヤは笑顔のまま答える
「ユーキが喜んでくれるなら、私も嬉しいんです」
マヤの笑顔を見る度に、クウヤはたまらない気持ちになる自分を、隠しきれなくなっていた
「俺は・・・
今回の件が関係なくても・・君と・・・・」