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数分後、テーブルの上にはグラタンが並び、２人は夕食をとった



「ごちそうさん

お前、本当に料理が上手いな」



「人間界の材料がいいんだよ！簡単に作れて、こんなに美味しくなるんだもん。ビックリだよ！」



ユーキ以上に、ニコニコ食事を口に運ぶマヤは、本当に楽しそうだった



「天界での料理は、そんなに面倒なの？」


「うん。ちょっと大変かな

基本的に天界人は食事を必要としないし、そういう意味では、『食べ物』の種類は、すごく少ない」



「食べないって・・栄養源は？」


「天界人に、肉体は存在しないもの。だからお腹もすかないし、食べることは必要行為じゃないの」