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「わぁ、すごい！見てクウヤさんっ

あれ？あっちにも！大きい～！早く早くっ」



マヤとクウヤは遊園地に来ていた

デートがしてみたい、と考えていたクウヤが、マヤを遊園地に誘った


初めて見る光景に、マヤは小さな子供のようにはしゃいでいる



「そんな走らなくても、遊具は逃げないよ」



笑うクウヤに、マヤは子犬のようにクウヤの周りをくるくると走り回る



「さ、どれに乗りたい？」


「あれ！」



マヤが指差したのは、回転ジェットコースター



「ジェットコースター？高いとことか大丈夫？」



クウヤの言葉に、ご機嫌なマヤが声をあげて笑う



「クウヤさんってば、私飛べるんですよ？」


「あ・・。だよね」



２人で顔を見合わせ笑い出す

ほのぼのとしたデートは始まった