ホントに天使!?【完結】
第6章 禁断のリンゴ
クウヤとカケルを連れてきた理由は、ひとつだ
あの日・・・
マヤと身体を重ねた日に、聞かされた話
そのとんでもない話の、協力を得る為に―――
「まさか、ホントに天使がいたなんてな!」
「人生観が変わった・・・」
「しかも、超かわいいしっ」
「まだ、信じられない・・・」
興奮状態の2人は、噛み合わない会話を続けている
「おい」
俺の呼びかけに、カケルとクウヤが視線を向ける
「コイツの事で・・・話があるんだ」
俺の横で、神妙な顔をしているマヤが頷いた
そして俺とマヤは
2人に話し始めた