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こんなに好き過ぎて

第1章 彼氏にも言えない事

「先輩...」

思わず、手を握る。

手を握り返され、2人で校舎へ。

寄り添い、歩くだけで幸せはずなのに。

全然満たされないのはどうしてなの?










「アンっ、アンアン」

パンパンパンッ!

激しく打つ音が聞こえてくる。

「あぁーっ...イクーっ、いっちゃうのぉ、もう、いっちゃう」

「俺も...一緒に。せーの!」

ドピュッと白い液体が、飛び出る。

ハーフ顔の少女のお腹の上に、男はたくさんの精子をぶちまけた。

「中に出してって言ったのに」

「妊娠したらどーすんだよ」

「そうだよね...」

「ゴムないから...生でごめん。でもチョー気持ちかった」

「うん。私も気持ちかった。もっかい...シよ?」

「今日は寝かせない」

女の子の、アンアン言う声が部屋に響く。

弟が部屋に隠しているAVビデオを、こっそり見ている。

弟は今中学生。

部活で帰ってくる気配もないし、家には今誰もいないから。

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