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こんなに好き過ぎて

第1章 彼氏にも言えない事

ガチャ。

ピキーン!

全身が、固まって動けなくなった。

部屋の扉が開いたから。

「........」

無言で私を見ているのは...周くんだった。

嫌...こんな所見られた!

AV見て発情して、1人エッチしてる姿を。

笑われて、弟や家族にバラされて...人生終わったかも。

慌ててリモコンを取りテレビを消そうとすると、周くんが私の手からリモコンを奪った。

「これ、俺の」

「周くん...の?」

「悠に貸した。リカちゃんも見てもいーよ」

軽蔑されるかと思ったけど、周くんの顔は優しい。

「性欲処理必要なのは、男だけじゃねーよな。女だってそうだろ?」

ドクドクと胸が鳴る。

私の事、認めてくれた?

「変な女だって、軽蔑しないの?」

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