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こんなに好き過ぎて

第1章 彼氏にも言えない事

「別に。先輩がシてくれるまで...俺が相手しようか?」

「そ、そんなのむりだよ!だって彼氏いるから...」

「大丈夫、黙っててやるから。エッチ...したいんだろ?マジとけるよ」

とけてみたい...。

「でも...」

「試しに。嫌だったら、途中で止めて」

周くんが、あたしの側に来る。

「周くん...私...そういうの無理。先輩に申し訳ないし...これって浮気だよね」

「大丈夫」

「何が大丈夫?」

「気持ちのないセックス。だったら、いい?」

気持ちのないセックス...。

「スポーツみたいなもん。汗流して、お互い気持ちかったらそれでよくね?」

スポーツ...。

うまい事言うよね。

「ゴムするし。生で入れない」

「あっ...当たり前だよ!」

「生のがチョー気持ちぃけどな?」

「ええっ、したの?」

「ちょっとだけ...でも怖くてすぐつけた」

「だよね、だよね...」

妊娠の二文字ほど恐ろしいものはない。

私たち、まだ学生だしね...。

でもそういう事には興味がある。

止められない衝動...。

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