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こんなに好き過ぎて

第1章 彼氏にも言えない事

「元気ねーな。風邪?」

「ううん」

「あーわかった。男に振られた」

「まさか。彼氏いるもん」

いないと思ってたみたいで、驚いてる。

「男いんの?」

「はい...いますけど、だから何か」

これでしばらく黙ったみたい。

私の事、そんなモテない女だと思ってたんだ?

失礼なやつ。

「別れ話出たとか?だから不機嫌」

嬉しそうに言うな!

「違いますー」

「じゃーなんでだよ。教えろ」

まさか、1人エッチやり過ぎたとか言えるわけない。

「ちょっと疲れてるの」

「あー、あれだ。エッチのし過ぎ?ハハハ」

だったらどんなにいいか。

そこまで到達しなくて悩んでるのに!

「そーいうのしたことないから。こんな所で言うなんて下品だよ」

「したことない!?高2だろ、まじかよ」

気になるの、そこ?

これだから、マセガキは困る。

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