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図書委員のエッチな当番日誌

第3章 初めての愛撫

「はい、では委員会を始めていきます」

図書委員長の天ヶ瀬さんが、資料を読み上げていった。

今日は、図書室での貸し出しは中止。

その代わり、図書委員の委員会を図書室で行っている。

手元の資料を見ながら、天ヶ瀬さんを見た。

進行をしながら皆の意見をまとめていく姿に惚れ惚れしてしまう。

かっこよくて、凛々しくて、頭よくて、皆から信頼もされてて。

そして、すごく優しくて。

この人が本当に私の彼氏なんだろうか?

この前の出来事は夢なんじゃないかってくらい、現実感がない。

ぼんやりしていると

「栞ちゃん?おーい、聞いてる?」

え?

我に返ると、天ヶ瀬さんがこっちを見て困ったような笑いを浮かべていて。

周りの人も、私を見ている。

え?何?

「図書通信の企画で何をやるかって話だけど」

「あ…ごめんなさい。聞いていませんでした…」

周りの人から、クスクス笑い声がおきた。

はぁ…最悪だ…。

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