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図書委員のエッチな当番日誌

第1章 初めての当番

2年生になって、図書委員になった。

本が好きな訳じゃない。

じゃんけんで負けたからだ。

今日の当番は、私と3年の先輩が二人。

天ヶ瀬さんと、能城さん。

だけど、能城さんは今日はサボリみたいで、天ヶ瀬さんと当番を頑張っている。

「能城さん、本当に来ないんですか?」

「多分ね」

天ヶ瀬さんは、ため息をつくと

「あいつ、去年もまともに当番に来たことないみたいだし」

「え!?じゃあ、何で今年も図書委員に?」

「簡単にサボれると思ってるんじゃない?」

「ええ~!?」

不満を洩らすと、天ヶ瀬さんはクスッと笑った。

「お陰で僕はラッキーだけどね」

「え?」

「栞ちゃんと二人で当番ができるし」

艶っぽく囁かれて、心臓がドキンと音を立てた。

「や…やだぁ。天ヶ瀬さんってば」

そんな風に言われると、意識しちゃうじゃないですか!?

「え、と。仕事仕事。返却の本、本棚に戻して来ます」

台車にコンテナごと本を乗せると、その場を後にした。

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