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図書委員のエッチな当番日誌

第7章 初めてのプレゼント

包装紙をはずす音が聞こえる。

紙の擦れる音と、自分の心臓の音がシンクロしてるみたいにドキドキする。

と、突然。

天ヶ瀬さんの手が、止まった。

あ。中身が分かったんだ。

そう思うと、今までの自分の行動が急に恥ずかしくなって

「そっ…それじゃ、失礼します!!」

早口でそう告げると、自分の鞄を掴んで逃げ出そうとした…

のに。

天ヶ瀬さんに鞄を掴まれ、そのまま引っ張られて

「きゃ…!!」

不自然な体勢のまま、後ろから抱きとめられた。

「プレゼント、ありがとう」

天ヶ瀬さんの腕にすっぽりと包まれて、心臓がどくりと大きく鳴った。

天ヶ瀬さんの声は優しくて…

良かった。引かれてはないかも…。

天ヶ瀬さんの体温を感じて、ちょこっと安心していると

「で…これは」

天ヶ瀬さんがあたしの目の前に小箱を掲げて見せた。

カラフルなパッケージの、コンビニで売っていた…箱入りのコンドームを。

「使ってもいい、って事だよね?」

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