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図書委員のエッチな当番日誌

第7章 初めてのプレゼント

図書室の閉館時間になって。

いつも通り、片付けと戸締まりをしていく。

そんな中で、いつもと違うのは、あたしの心臓。

ドキドキと高鳴っていって…

「あっ…あの!」

もう帰るばかりになって、カウンターに荷物を取りに来た天ヶ瀬さんを呼び止める。

「これ、受け取って下さい!」

両手で差し出したのは、鞄の奥底に隠していた小箱。

ぱっと見、中身が分からないように、家でラッピングしたものだ。

「え…どうしたの?」

突然の事に戸惑ってる天ヶ瀬さんに、半ば押し付けるように小箱を渡した。

「貰ってください!!」

「え…と。ありがとう…?」

天ヶ瀬さんは首をひねりながら小箱を受け取ってくれた。

あたしは少しだけほっとしたものの、天ヶ瀬さんの反応が気になって仕方がなくて…

どうだろう。中身を知ったら…引いちゃう?

「開けてもいい?」

「…はい」

赤くなる顔で、覚悟を決めて天ヶ瀬さんを見つめた。

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