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図書委員のエッチな当番日誌

第1章 初めての当番

「大丈夫?怪我しなかった?」

「はい。天ヶ瀬さんのお陰で」

「そう。良かった…」

安心したように微笑む天ヶ瀬さんに、ドキドキが止まらない。

優しくて、かっこよくて。

こんな素敵な人がこんなに近くにいて。

好きにならない訳がないよ…。

「栞ちゃんが無事で良かった」

「あ、ありがとうございます!!」

「ううん、お礼なんていいよ」

そう言って笑うと、自分の手を見て

「むしろこっちがお礼言わなきゃ」

「え?」

キョトンと天ヶ瀬さんを見返すと

「いや、何でもない」

ふふっと笑って、

「もう時間だし…じゃあ、片付けて帰ろうか」

「あ、はい!!」

私も笑い返して、カウンターに向かった。

そんな私の後ろで、天ヶ瀬さんが

「思ってた以上に、おっきいじゃん」

と呟いた事に、ちっとも気付かなかった。

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