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マーメイドな時間

第20章 香奈夫くん、ついに……

「入っていい?」


「あ、はい」


 茂晴美子先生が入ってきた。


 どうなの?


 でも……こっちの先生の方が、かわいい。


 茂晴美先生には、悪いけどさ。


「あの……茂晴美先生は?」


「うん……なんか、威勢のいい中年男性に連れていかれたのよ」


「えっ!?」


 驚いた。それって、誘拐じゃないの?


「え……それ、警察に言わなくていいの?」


「うん、これは、私達にとっては、しょうがないことなのよ。だけど、あなたのことはお願いしますって言われているから。それに、合格のご褒美は私がします」


 えっ……ええーっ!!


 茂晴美子先生がっ!?


 それは願ってもない。


 ダメだ。想像するだけで、ビンビン。気のせいか先っぽがヌメヌメしたような……。


 でも、茂晴美先生も気になる。


「茂晴美先生、大丈夫なんですか?」


「う〜ん、ひょっとしたら、その男性に食べられてるかもねぇ〜」


 まさか、人魚をレイプ。いや、ありえる。AVデビューする人魚もいるかも?



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