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マーメイドな時間

第20章 香奈夫くん、ついに……

 さすがにそれを知ってしまうと、なんだか抵抗がある。


 せめて、舌で転がすくらいなら……。


 先生の顔が紅色に染まる。時々、小さな声で「ぁ……」が聞こえる。


 口に含むと、新たな感動が……。


 舌でもてあそび、触れるか触れないか程度に歯を当てる。


 先生は僕のズボンのベルトをはずしている。


 まさか……アレをしてくれるの?


 僕は胸から口を離す。


 その直後、先生の唇が迫ってきた。


 僕は避けることも逃げることもせず、真正面から受け入れた。






 絡めた舌の感触は、たぶん人間とは違うのだろう。だけど、僕にちゃんとした彼女が出来たら、感触の違いを確かめたい。




 ……小さなカニのハサミが舌の上にのった。


 ちょっと、それは引く。


 やがて、先生の舌は、僕の首筋にうつり、僕の乳首にまで移動した。



 そして……そして……



 僕のモノを……


 やべ……



 良すぎる。良すぎる。



 ダメだ。


 もう、いきそうだ。



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