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マーメイドな時間

第6章 ホテルヘルスに……

 いや、よく美容のために冷水をかけて出るってのを聞いたことある。


 それなら納得。


 多少は我慢しよう。


「感じてるの?」


 意地悪っぽく聞いてみた。


 顔を真っ赤にしてうなずく。


 じゃ、いよいよ、このかわいい乳首の味を……生臭。


 ちょっと待て、乳首からなにか出てるのか?


 なんかの出汁?


 遠い方向からせめると、味噌汁にあうよね?


 まさか、病気?


 乳首出汁噴出病か?



 ひょっとして、その治療費稼ぐために、このバイトしてる?


 それなら納得出来るが、なんかエッチの醍醐味の半分が失われたような……。


 そんな事情ならしょうがない。


 多少は我慢しよう。


 キスをしてみるか……かわいい唇に……やっぱり生臭い。


 なんだこの娘……胃の中が匂うほどの生魚食ったか?


 それでも、唇と唇を重ねて……。


「ちょっとごめん」


「えっ!?」


 トイレに入った。


 さっき食ったもん全部出た。


 俺はいったい、なにと一緒にいるんだ?


 人だよな?


 オカルトを語れる雑談のスレで、発表してやろうかっ!!



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