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けだもの系王子

第7章 聖矢、腹黒系?








「馬鹿だよ、僕はとっくにおかしい。
君も……、僕の前からいなくなっちゃうの?
僕意外の人とずっと一緒に過ごすって言うの?
そんなの耐えられない……。
僕は麗奈さん意外考えられないのに……」





くちゅくちゅくちゅ。





聖矢の手があたしのあそこの中に入る。





後ろから抱きしめられて、すぐに潤みだしたあそこの中にいきなり深く挿入される。





ズンッ!





深く鋭い角度で抉るように貫かれ、あたしの腰が衝撃で少し浮いてしまう。




悲鳴のような喘ぎ声をあげて、目の前にある壁に手を付ける。




「麗奈さんを手に入れる為に何でもするよ。
今日はこのまま、何度でも中で出すから……。
お願いだから……ずっと僕と一緒にいて?
君を手離すなんて考えられない。
1年2年じゃダメだ。
ずっと一生、一緒にいたいんだから……」





掠れたような声で。




あたしの背中に呟いている。





本気で言ってるの?





はっきり言って、馬鹿だ……。





中だしとか。





あたしのエロ画像を婚約者に見せるとか。







脅したり。





泣いたり。





本当にめちゃくちゃ……。





激しく後ろから抱きしめられて。





深く挿入されて突かれまくって。





きっと本当に本気で何回も中だしするんだろうけど。





「あんた……
ひょっとしてあたしと結婚したいの?
あぁっ!……んっ、んんっ!」




喘ぎ声をあげながら。




やっとそれだけの事を言う。





「当たり前じゃないかっ、子供が出来たらもちろんそうなるしっ……はっ!……気持ちいいっ……!」




腰を揺らしながら、会話している。





荒い息を吐きながら、目の前の壁にもたれる。





どうしよう。





嬉しい。





あたしも馬鹿だ……。






「言っとくけど……。
あたしはお金がかかるんだからねっ。
あぁっ!……んっ!」





「大学卒業したら僕も父親の会社を継ぐから大丈夫。
ホテルとかマンションとかそれなりに大きな会社と思うけど」





「……まさか、工藤グループじゃないよね?」





「……そうだけど?」





「えっ?
あんたの家、そんなに大きくなかったじゃん?」

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