けだもの系王子
第2章 聖矢 、子犬系?
「意地悪なんかじゃない……、僕は本当にさきちゃんが好きなだけなんだ……、お願いだから、僕を見て?僕を受け入れて欲しい……好きなんだ」
「だからって、こんなのは嫌……」
ベッドの上で、気が付いたら、無理矢理裸にされて。
そんなお願いするような、いつもの犬みたいな視線で見られても。
「ごめんねさきちゃん、もう我慢の限界、悪いけど僕は君を抱くよ?君の好きな奴が別にいるのなら、体だけでも繋ぎ止めて、僕の事しか考えられなくなればいい……」
聖ちゃんの瞳がぎらりと輝く。
あたしを、欲しがる、欲情した顔。
この顔には覚えがある。
あたしの頭の中で警鐘が鳴る。
危険、この男は、危険。
それなのに。
体が言う事を聞かない。
聖ちゃんがあたしの両足を掴んで持ち上げる。
「やっ!……何をっ!……!」
綺麗な顔立ちがゆっくりと、あたしのあそこに近付いて……。
ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ……。
あたしのあそこを舐めている。
「ああっ……!あ〜!」
信じられないほどの快感が、あそこから全身に伝わる。
何、これ……。
くちゅ、くちゅ、くちゅ、……。
聖ちゃんの指があたしのあそこの中で蠢く。
「やぁぁっ……!あぁっ……!」
どうなってんの?
あそこを舐めながら、同時に指があたしの中を蠢いている。
快感で体がぴくん、ぴくん、痙攣のように動く。
頭の中が真っ白になる。
「可愛い、もう、いったの?でも、もう少し慣らさなきゃね?」
くちゅ、くちゅ、くちゅ……。
聖ちゃんの指があたしの中で、高速で蠢く。
「あぁっ……!」
体に力が入らない。
何をされても気持ちいい感覚が、全身を襲う。
快感でぼぅっとした視界の中で、聖ちゃんが自分のズボンをずらした。
あたしの目の前でそれがぼんやり見える。
聖ちゃんのおちんちん。
大きいような、気がする。
固そうに反ってるけど。
まさか、それを?