けだもの系王子
第11章 零斗、チャラ男系?
こんな場所で、服を乱されて、誰が来るかも分からないのに、恥ずかしい。
「……やっ、もう、やめて…」
しゃがみ込んでた体を起こして、零斗さんから逃げようとした。
逃がさないと言うように、抱きすくめられた。
「ひとけがない図書室でこんな場所に、俺を誘ったのはどっち?このあたりの本、凄いマニアックなんだから誰も来ないよ?」
本棚に体を押し付けられて、零斗さんが自分のズボンをずらして、肉棒を持つ。
「やっ……ああンッ……!!」
スカートが捲られて、ショーツをずらされて、後ろからキツい角度で挿入されてしまう。
ぬっ…ぷ……ずちゃっ、ずちゃっ、ずちゃっ、ずちゃっ、
「あ…あ…あっ…ふっ…ンッ…ああっ、あんっ……!」
声を洩らさないように、自分の口を押さえて、手をどかされて、零斗さんの指が侵入する。
「……ンッふ……ンッ……んあっ……!」
ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ
あたしのあそこの中で、零斗さんの肉棒が出たり入ったりを繰り返す。
こんなの、嫌なのに、体が勝手に反応して、あたしのあそこから、蜜がしたたるのが分かる。
気持ち良くて……堪らない。
零斗さんの肉棒があたしの奥のほうを、時折深く貫くような動きを繰り返す。
あそこの中にいっぱいに、零斗さんの肉棒があって、苦しいのに電流のような快感が全身に広がる。
気持ちいい……。
零斗さんの指に舌を絡めて、時折くわえるように、軽く噛んでしまう。
必死で舌を絡めてしだいに夢中になる。
「……すげぇ、エロい顔、可愛い……」
熱い吐息が耳元にかかり、指を離してキスをされる。
「ふぁっ……ンッ…ふっ……んあっ……!」
熱く舌を絡め合って、本棚についていた手を、必死に零斗さんの背中に回して、しがみつく。
ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、
卑猥な音が図書室に響く。
知らないうちに自分からも夢中で腰を振る。
「腰が動いてるよ?……気持ちい?」