けだもの系王子
第1章 祐也 、 草食系?
「なんでこんなに濡れてるの?むかつく……」
ぬちゅっ、ぬちゅっ。
ゆうちゃんの指が、あたしの中で激しく動いて、快感で絶頂に近付いていく。
気持ちいい。
「ああんっ!……もうっ、だめえっ!」
頭の中が真っ白になる。
「もう、いくんだ?可愛い、彩……」
胸を刺激され、同時にあそこの中もかき回され、そんな事されたら……。
悲鳴のような喘ぎ声。
体に力が入る。
痙攣のように、びくんびくん体が震える。
ズルズルっと、壁に体を預けたまま、しゃがみこんでしまう。
体から力がぬけた感覚。
あたしもういっちゃったの?
ゆうちゃんがあたしの両足を持ち上げる。
いつの間にかズボンをずらしている。
久し振りに見る、ゆうちゃんのおちんちん……。
大きいほうかもしれない。
ずんっ!
いきなり深く挿入される。
「ああ〜っ!」
また悲鳴のような喘ぎ声が洩れる。
「そんなっ、いきなりっ!……ああんっ!……」
ずんっずんっずんっ。
ゆうちゃんのが、あたしの子宮の奥にあたる。
あたる衝撃で体が揺れて、快感でおかしくなりそう。
「もう、手加減しないよ?それに、そのほうが気持ち良さそうだ」
「そんなっ!……ああんっ……激しっ!……」
ずんっ!
ひときわ深く、貫かれる。
衝撃と快感で目の前がチカチカする。
悲鳴のような甲高い喘ぎ声が自分の口から洩れる。
「彩……、間に合って良かった……あの居酒屋で飲み会だって、聞いてたから……、今日はもう、離さないから……覚悟しといて?」
ゆうちゃんの目が艶っぽく光った。
そんなっ。
こんなに激しいなんて……っ。
ああ、でも、気持ちいいっ。
信じられないほどの快感が全身を駆け巡る。
「大好きっ!……ああ〜っ!……っ!」