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けだもの系王子

第6章 要、優等生系?








キスだけで感じて唇の隙間から喘ぎ声を洩らす。






「……要っ?あっ、あっ……!」





要の手があたしの胸の先端を弄っている、やさしく刺激されてきゅんとした快感に乳首がたつのが分かる。





デニムの短パンがあっけなく脱がされ、あたしのパンツも一緒に脱がされてしまう。





ちゅっ、ちゅっ、





唇から体に愛撫され喘ぎ声が止まらない。





ああ、あたし……。





先輩とこんな事……。





嬉しい……。





はじめては聖ちゃんだった。





訳も分からず無理矢理に近い状況で、それからずっとその関係は続いていた。




家でお母さんがいるのにあたしの部屋で襲われた事もあった。




声を出したらバレてしまう……。




嫌だった。




乱れた服を慌てて整えながら泣かされた事も数え切れない……。




家をでる時はお母さんに聖ちゃんから離れたいとだけ言った。




変な風に思われなかった筈だ。





比べたらいけないのに比べてしまう。





余裕のなさそうな手があたしの体に触れる。





聖ちゃんよりも優しい手。





この手に触れられたかった……。





ずっと……。





嬉しくって涙が零れる。




要からのキスの嵐。




胸に首筋に、ゆっくり下へと下りていく。




喘ぎ声が止まらない。




くちゅり……。




あたしのあそこの中に先輩の長い指がゆっくり触れる。




快感で体が震える。





「すごい濡れてるね?
感じやすいんだな……」




フッと甘く笑う。




その綺麗な顔立ちに欲情する。




先輩の指があたしのあそこの中を激しく掻き回す。




擦るように快感を引き出す指づかい。





「あぁっ!あっ、あっ、あっ、……!」





指の動きに体が反応する。





「……ここがいいんだ?
中がすごい締まって、俺の指が食い込まれる。
すごい、垂れてる……淫乱なんだな?」




あたしのあそこから愛液がしたたっているのが分かる。




くちゅり、あたしの部屋に響いている。





卑猥な音と喘ぎ声、荒い息遣い。





時計の音なんて聞こえない……。

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