テキストサイズ

私の心の1番綺麗なところに

第4章 オトナのイタミ



隆太は側にあったバスタオルを私に巻き
自分もバスタオルを巻いて
「ごはんにしようか。」
と言った。


2人でソファに移動し
テレビをつけて
コンビニで買ったお昼ごはんを食べる。


2人ともサンドイッチ。


でも、緊張とイタミのあとに
食欲なんか出ないよ。



先にサンドイッチを食べ終わった彼は
ポテチの袋を開けて、
「食べて良いからね。」と言った。



サンドイッチとポテチを交互に食べていると、
私の左側に座っていた彼が
私の左手を握ろうとした。


けど、私の左手はサンドイッチを持ってて、
「あ、ついちゃうよ。」
「ほんとだ。間違えた。」
って彼は笑った。











私が食べ終わって少しすると




「ね、もういっかい、シよ?」



と隆太は言ってきた。





「え、また?」




思わず驚きと多少の抵抗を顔に出して言うと、


「だって気持ちよくて、忘れられない。」



そう答えられた。




そのままヒョイと抱かれて
ベッドまで運ばれ、




私たちは、もう一度つながった。




今度はさっきより、少し、痛くなかった。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ