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私の心の1番綺麗なところに

第33章 ほのかな恋心と送る日々



やっと境内に入れたものの、
人が溢れていて思うように進めないし
紅葉もあまり見えない。



お寺のメインスポットのところで
少し待って、やっと立ち止まって
紅葉を見ることができた。



















「思ったより、紅くないね。」

「むしろ青いじゃん!」

「今年は紅葉なるの遅いのかな。」

「これもう新緑じゃん。」

「笑うからやめて。」










他愛もない会話。




それでも、切なくて、大切な、


思い出のひとつ。






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