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ふたり、溺愛中

第6章 甘えて、甘えさせて

「優…もう、いくよ」




身体のあちこちにキスをされ、気持ちいいところも恥ずかしいところもいっぱい愛されると、悠さんは私の手をギュッと握ってきた。


お互いの指を絡ませ合うように握ると、私もとても安心しちゃう。







「あ……あ……っ」




それからゆっくりとお互いの身体がひとつとなると、もう最高に幸せを感じちゃうの。


二度と離れたくない!
このまま、ずっと一緒にいられたらいいのにってね。







「優の中、スゴく熱くなってる。
ダメだよ。そんなに締め付けちゃあ…っ」



「やぁっ、そんなの、わかんな ぁいっ///」





顔が火照って、息も熱くなってる。

でも、この幸せな時間を手放したくないから。
やめたくないからっ!












―――――ピルル ピルル ピルル

―――――ピルル ピルル ピルル







「………………………っ!」




再び聞こえた、悠さんの携帯電話の着信音。


もう何回目だっけ?

て言うか、こんなに鳴るなんて、きっと急ぎの用件に違いないよね。




でも、今は電話に出てほしくない…っ






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