ふたり、溺愛中
第6章 甘えて、甘えさせて
ペタりと私にもたれた悠さんの身体の重みが、心地よく感じる。
漏れる吐息が熱いの。
だめ…もぉ今は何も考えられないよぉ。
―――――ピルル ピルル ピルル
―――――ピルル ピルル ピルル
あ…この音、まただ。
かけてる人、よほど悠さんに急ぎの用事があるんだろうな…。
「優」
ゆっくり上体を起こした悠さんが、私の髪をかき上げるように撫でてくれた。
「どうしたの?
疲れちゃった?」
「ん…」
身体が重くて、動きたくない感じ。
本当にどうしたんだろう。
悠さんの言う通り、疲れちゃったのかも。
「ちょっと…眠っていいかなぁ。
まぶたが重いの」
「もちろんだよ。
僕も、側にいていい?」
「うん」
ふわりとかけられたお布団が、あったかくて心地良い。
横で添い寝してくれてる悠さんが、優しく頭を撫でてくれるの。
「気持ちいい…」
「あぁ。
眠れるまで、こうしていてあげるよ」
「ありがとう、悠さ…」
指の腹で目頭を撫でられると最高に心地良くて、すぐに私の意識は遠くなっていった。
漏れる吐息が熱いの。
だめ…もぉ今は何も考えられないよぉ。
―――――ピルル ピルル ピルル
―――――ピルル ピルル ピルル
あ…この音、まただ。
かけてる人、よほど悠さんに急ぎの用事があるんだろうな…。
「優」
ゆっくり上体を起こした悠さんが、私の髪をかき上げるように撫でてくれた。
「どうしたの?
疲れちゃった?」
「ん…」
身体が重くて、動きたくない感じ。
本当にどうしたんだろう。
悠さんの言う通り、疲れちゃったのかも。
「ちょっと…眠っていいかなぁ。
まぶたが重いの」
「もちろんだよ。
僕も、側にいていい?」
「うん」
ふわりとかけられたお布団が、あったかくて心地良い。
横で添い寝してくれてる悠さんが、優しく頭を撫でてくれるの。
「気持ちいい…」
「あぁ。
眠れるまで、こうしていてあげるよ」
「ありがとう、悠さ…」
指の腹で目頭を撫でられると最高に心地良くて、すぐに私の意識は遠くなっていった。