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ふたり、溺愛中

第7章 キスだけじゃ、我慢できない…っ

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「_________…」




すぅっと眠りから覚め、陽の光が朝を知らせた。



_____え、朝!?





ガバッと身体を起こして隣を見ると、そこにはまだ深い深い眠りについている悠さんがいたの。






(帰ってきた…………!)




まるで昨日の朝と同じみたい。

ううん、これこそがいつもの朝なんだ。







「悠さ…」


呼びかけて、ハッとしてやめた。



悠さん、いつ帰ってきたんだろう。

一体何時からベッドに入ったのかな。






「…………よく寝てる」





お寝坊さんだなぁとは思っていたけれど、もしかしたら、これが悠さんにとっては当たり前だったのかもしれない。

お寝坊なんじゃなくて、寝る時間が遅いから、必然的に起きる時間も遅いんだわ。






(そっかぁ…。
だったら、私はそんな悠さんに合わせてあげたらいいんだよね)








「ん…優………」



寝返りをうった悠さんが、私の名前を口ずさんだ。



名前を呼んでもらえる。
それって、とても嬉しい事なんだよ。









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