無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

あれやこれやとお話しながらランチをしていると、テーブルのお皿もキレイに片付いていった。


うん、お腹もいっぱいだし、時間も結構経っちゃったね。




「ごちそうさまぁ。
おいしかったね」


「はい。
ここのランチは正解でした」





…それにしても、悠さん以外で男の人と食事なんて、初めてしちゃったなぁ。

でもこれって、イケナイ事だったかな。

だけど煌さんも、ホストさんのお仕事の勉強したいからってお願いしてたし…。悠さんも、許してくれるかな。


そうだ、やっぱりせめてお会計は別々にしてもらえば＿＿＿＿…





「姫さま、デザートどうですか？」


「えっ」



「えっじゃなくて、食後のデザートですよ」




食後のデザートだなんて、なんて胸の踊る言葉なんだろう。


ついつい反応しちゃって、口の中が甘さを求めて潤ってきちゃったよぉん。






「今日はおれの奢りなんですから、遠慮しないで注文してくださいよ。
女の子って、スイーツとか目がないでしょ？」


「ホントですかぁ？
って、いやいや///
大丈夫ですよぉ！」



「だめですよ。姫さまには、おれのわがままに付き合ってもらってるんですから、どうかごちそうさせて下さい」




ひゃあぁ///
否定しつつも、目はメニュー表のデザート欄に向かってる。

あーん、いちごのパフェから目が離せないよおぉ。