ふたり、溺愛中
第11章 これが、ホストさんのお仕事だもん!
「………………………っ」
バク バク バク…
心臓が、うるさいくらい鳴り響いてきた。
間違いであってほしいって気持ちと
間違いないって確信が、不安を煽り立てるの。
「姫さまっ …大丈夫ですか?
やっぱり、疲れちゃいましたかね」
「や、違うの。
そんなじゃないよぉ」
くらくら
何だかめまいに似た感覚まで襲ってきた。
ダメだよ、しっかりしなきゃ!
煌さんに心配かけちゃう。
「えーっと。
うん、夜はお店の方、遊びに行くよ!」
「ホントですか!?
やった! 待ってますね!
最高のもてなしをさせてもらいますから」
「うん、ありがとう」
最高のもてなし…
そうだね。
これが、ホストさんのお仕事なんだよ。
夜はお店で、昼はデートで。
だから、悠さんだってお仕事してるんだよ。
___『優、愛してる。
どうか、信じて……』
いつかの悠さんの言葉を思い出す。
うん、信じなきゃ。
悠さんは私を信じてくれてるもんね。
「じゃあ姫さま、また今夜」
「うん、またね」
でも、胸のもやもやは治らない。
早く安心したいな。
その為には、今すぐ悠さんに優しく抱いてもらいたいよぉ。
バク バク バク…
心臓が、うるさいくらい鳴り響いてきた。
間違いであってほしいって気持ちと
間違いないって確信が、不安を煽り立てるの。
「姫さまっ …大丈夫ですか?
やっぱり、疲れちゃいましたかね」
「や、違うの。
そんなじゃないよぉ」
くらくら
何だかめまいに似た感覚まで襲ってきた。
ダメだよ、しっかりしなきゃ!
煌さんに心配かけちゃう。
「えーっと。
うん、夜はお店の方、遊びに行くよ!」
「ホントですか!?
やった! 待ってますね!
最高のもてなしをさせてもらいますから」
「うん、ありがとう」
最高のもてなし…
そうだね。
これが、ホストさんのお仕事なんだよ。
夜はお店で、昼はデートで。
だから、悠さんだってお仕事してるんだよ。
___『優、愛してる。
どうか、信じて……』
いつかの悠さんの言葉を思い出す。
うん、信じなきゃ。
悠さんは私を信じてくれてるもんね。
「じゃあ姫さま、また今夜」
「うん、またね」
でも、胸のもやもやは治らない。
早く安心したいな。
その為には、今すぐ悠さんに優しく抱いてもらいたいよぉ。