無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

下腹部の辺りから、ゾクゾクと込み上げてくるものを感じた。


わかってる。
もう私、イキそう……っ




「…すごい締めつけ。
イキたいの？」


汗だくで、真っ赤になってる顔を思いきり何度も縦に振る。

小鳥遊さんに背中を見せるかたちになっててよかったよぉ。
こんな乱れた自分の顔、絶対に見せられないもん。







「優、教えてよ。
僕の事、好き？」



小鳥遊さんの指が、急に止まった。





「えっ、やだ、やめちゃあ…っ」



せがむように、腰をくねらせる。
もう少しなのに、あと少しなのにぃ。





「優、自分だけズルいよ。
僕も愛されたい」



「あ 愛してるもん」


「本当に？
じゃあもっと言って」


「ぁ あいして……きゃぁんっ！」




急に動き出した指が、私の中をかき乱していく。


じゅぽじゅぽ じゅぷじゅぷ



お湯とヌルヌルが混ざりながら、小鳥遊さんの指を食べていく。





「どう？
優、言ってごらん」



「んっ、いい！ いいよぉ！」



熱くなってる首筋に、小鳥遊さんが舌を這わせる。


胸ももみしだかれ、全身が気持ちよくて悲鳴が出そうになるの。




「言って。イって。
優の気持ちを、僕に教えて」




「すきっ、すきなの！
そこ…あぁぁあぁっ、も だめ！
大好き！ 悠さぁん！！」