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ふたり、溺愛中

第3章 お風呂でプチらぶ拷問!?

「ごめんね、優。
ちょっと苛めすぎちゃった」



半分くらいをイッキ飲みし、ひと息ついたところで小鳥遊さんが私に謝ってきた。




「でも、悶えてる優は、相当かわいかったよ」


「も もう恥ずかしいから言わないで///」




昨夜の汗を流すためのお風呂だったのに、途中で変な事になっちゃって、かえって汗だくになっちゃったよぉ。

まだ朝ごはんも食べてないのに、時間もいつの間にか経っちゃってるしね。







「僕もあまりにも嬉しくて、我慢できなかったよ。
こんな事は初めてだな」


「我慢?
嬉しいって、何が?」



「優、覚えてないの?
僕の事、名前で呼んでくれたよ。しかも、イキながらね」


「へ へぇぇえぇぇぇ!?/////」




冷めかけてた顔が、いっぺんに熱を取り戻した。


そそ そんな事、全然覚えてないよぉぉ!!///////




「ありがとう。すごく嬉しかったよ。
できたら、これからもまた悠って呼んでね」


「あ あ あの、ええと…っ///」


「いいよ、優のペースでゆっくりでも。
まずは、エッチの時だけ呼んでみる?」


「もぉ!小鳥遊さん!///」



真っ赤になって怒る私に、小鳥遊さんはクスッと笑いながら頬にキスをした。



「僕も、大好きだよ」


「~~~~~~っ//////」





悔しいような恥ずかしいような、でも何だか幸せのような。

そんな不思議な気持ちを表せなくて、私は頬を膨らませたまま、しばらくリビングで赤くなっていた。

























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