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ふたり、溺愛中

第4章 幸せな贈り物

「ぁ……はぁ…はぁ…はぁ…」




無意識のうちに全身に力が入ってたみたいで、急に脱力感に似た感覚になった。


声を出しすぎたせいか、息もあがっちゃったよぉ。






でも……すごく気持ちよかった。

イッた後の痙攣した感じが、まだそこでジンジンしてるの。






このまま、しばらく余韻に浸っていたい――――…




「…えっ」



イッたばかりの私のそこに、悠さんが今度は手で触れてきた。







「昨夜はここまでだったけど、今夜は違うよ」



「ぁっ」





ぬぷっ



たくさんの露で濡れてるそこに指を入れられ、いやらしい音が返ってきた。





「あ…ぁああ……ぁんっ」



それからゆっくりゆっくり指が上下に動きだし、私の中を刺激してきた。





「ゃ あんっ
待って、まだイッたばっかりだから……ぁっ」




するりと抜かれた指の代わりに、もっと大きくて熱いものがあてられたの。



それが何か目で見なくても、わかる。


だって、ふつうに考えたら当たり前の事だもんね。







「優が欲しくて堪らない。
もう、我慢できそうにないんだ」



「………………………うん」





私はコクンと頷いて、返事したの。

だって私も、同じ気持ちだから。











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