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Sweet love story~君に捧げる詩~

第14章 それぞれの決断

「わかった。ボーカル2人が抜けるだけならなんとかなるから……Dream kissでデビューしようと思う。

2人のラストライブは夏。

俺とゆかりの深いバンドのDark Moon再結成LIVEの共演者として出演する。

場所は、兵庫県。

由良ちゃんのいる所。

アマチュアのラストライブはあの子のいる土地でしたいと思ってたからDark Moonのリーダーの綺羅に頼んでそうしてもらった。

精一杯やろう。

で、奏華の新曲も披露するから。

秦華ベースボーカルで。

ってわけで夏に向けてよろしく!

以上」

悠がそう言うとみんな帰った。

私も帰ろうとした。

すると琉依に声をかけられた。

「由璃ちゃん?」

「はっはぃっ!?」

「唐突だけど……明日の土曜日の3時。ここで待ち合わせ。

あたしの家でどうしても話したいことあるから」

「わかりました」

「それじゃ」

琉依は笑顔で言って帰った。

明日……琉依は、何を話してくれるんだろう?

こんなこと初めてだからドキドキする。

今日は帰って早く寝ることにしよう。

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